シャープ再建、台湾・鴻海が再び出資提案へ

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   電子機器の受託製造サービス(EMS)の世界最大手、台湾の鴻海精密工業が、経営再建中のシャープに対して出資を含む経営支援策を提案する。日本経済新聞や共同通信が2015年3月23日付で鴻海の広報担当者の話として報じた。スマートフォン用液晶パネル生産での協業などを視野に入れているもようだ。シャープが応じるかどうかは不明。

   鴻海グループは2012年3月に、シャープに約670億円を出資する契約を結んだが、その後シャープの株価が下落したことなどがあり、条件が折り合わず実現していない。

   一方、報道を材料に、23日のシャープ株は上昇。一時、前日(20日)比10円高の248円まで買われた。その後、246~248円で推移している。株価は3月に入って、業績悪化を背景に売られる展開になっていた。

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