米国で苦戦するトヨタのプリウス カリフォルニア州「もうHVはエコカーじゃない」

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プリウスは2014年、前年比11.5%のマイナス

   これに対して、トヨタ自動車は「当社では『環境にやさしい活動』に取り組んでいます。環境規制は米国内や州だけではなく、日本にも欧州にもありますから、それぞれの国ごとでしっかり適応できるようにしています」と説明する。

   トヨタは州ごとの販売台数は開示していないため、カリフォルニア州での販売状況についてはわからないが、プリウスの米国での年間販売台数は2014年に20万7000台。13年は23万4000台だったので、11.5%減のマイナスだった。

   トヨタは「円安やガソリン価格の下落の影響もあるでしょうし、(当社からは何も発表していませんが)新モデルの発売予測、また最近の人気車がSUV(スポーツ用多目的車)であることなど、いろいろな影響が考えられますから、(規制によって販売台数が減ったかどうかは)一概にはいえません」と話している。

   ちなみに、減ったとはいえ、2014年に米国で一番売れたHVはプリウスだった。

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