「おべっかとかばっかり」「やっぱりサクラ業者いるのか」
楽天の訴えに、インターネットには、
「(楽天が)言いたいのはレビューの中立性、信頼性を毀損されてサイトの価値が下がるってこと?」
「送料無料とかの条件付きレビューとかは、おべっかとかばっかり」
「やっぱ、まだサクラ業者っておるんだ。レビューと実物の商品があまりにも違うのあるもんな。お米とか、食べ物とか」
「苦言ぽく書いたら削除されたわ。口コミは当てにならんよ」
「ネット通販の口コミとかレビューなんて胡散臭いものばかり。こういう業者は徹底的に排除すべきだ」
といった声が寄せられている。
インターネットでは検索の上位や口コミ評価の高い商品が消費者に選ばれる傾向が強いといわれ、これまで「ステマ」はたびたび問題視されてきた。
2012年にはグルメ情報サイト「食べログ」で、飲食店に好意的な口コミを投稿する「やらせ業者」が多数存在すると報じられ、運営会社のカカクコムがサイト内の監視を強めるなど対策強化に乗り出したことがある。
当時、総合PR会社のベクトルが実施した「ステルスマーケティングに関する意識調査」によると、インターネットの口コミ情報を見て商品やサービスの利用を決めた、もしくはやめた経験がある人は65.2%いた。一方、「(サクラの口コミについて)想像通りのことが単に明るみに出ただけと感じた」と答えた人は男性で42.9%、女性で39.3%おり、楽天の件を機にさらに不信感が広がる懸念もありそうだ。