在日米国大使館(東京都港区)に「大使館を爆破する」などと英語で脅迫電話をしたとして、警視庁は2015年3月19日、威力業務妨害の容疑で那覇市在住の男(52)を逮捕した。男は容疑を認めているという。
男は3月5~14日に3度にわたって那覇市内の公衆電話から米大使館に英語で「キャンプ・シュワブと大使館を爆破する」などと電話をかけ、大使館に警戒を強化させるなどして業務を妨害した疑いが持たれている。大使館にはケネディ大使に対する脅迫電話も相次いでおり、男との関連を調べる。
米国務省のサキ報道官は同日の記者会見で、
「脅迫は、いかなるものでも深刻に受け止めている」
と述べた。