「普通の生活をしていても発症する」
前兆として飛蚊症(小さなゴミのようなものが見える症状)や光視症(視界の中に閃光のようなものが見える症状)を自覚したりする。無症状のこともある。病状が進むと視野欠損(カーテンをかぶせられたように見えにくくなる症状)や視力低下が起きる。1回の手術で1~3週間の入院が必要となるのが一般的で、複数回の手術が必要になることがあるとも書いている。
フジテレビ系情報番組「とくダネ!」は15年3月18日に網膜剥離の特集を放送し、「普通の生活をしていても発症する」と説明した。番組に登場した深作眼科の深作秀春院長は、
「(花粉症など)アレルギーが原因で目を擦ることによっても発症のリスクが高まる」
と話し、ちょっとした不注意も原因になるそうだ。視力が急に落ちたり、本来は無いはずの光が見えたり、部分的に視野が欠けるなどの症状が出た場合は直ぐに医師に相談しなければ失明に至る場合もあるとも警告した。