「削除するくらいなら最初から軽率な発言をするな」
ブログを読んだ人たちからは、「一般人では無い方の発言は影響力が半端無いので気を付けて頂きたいですね」「こういうことを言う大人が居るから、子供達までもが差別的なことを、言ったりやったりしてしまうのですよね」「ヒトをバカにしたら死ぬまでに必ずしっぺ返しがきますわ」と、クリスさんの怒りに理解を示した。
ツイッターを見ると、「削除するくらいなら最初から軽率な発言をするな」「本当に救いようがない」「こんなのが2月までNHK経営委員だった」と、百田氏への批判が大半だ。同氏が先日、「昨日、一日でへんずりを10回連続した」と自慰行為に関するツイートをしたのを取り上げて、「これこそ変態だろ」と突っ込む意見もあった。
同性愛を巡る根拠の乏しいひと言で非難を浴びた例は最近、ほかにもあった。3月2日放送の「ビートたけしのTVタックル」(テレビ朝日系)で自民党・柴山昌彦衆院議員が同性婚について、「制度化したら、少子化に拍車がかかるんじゃないか」と発言し、出演していた同性カップルらから反発を受けた。番組内で柴山議員は明確なデータを示さなかったが、実際には同性婚を認める法律や同性カップルの権利を保障する海外の国の中には、制度化後にむしろ出生率が上がっているケースもあるようだ。