外務省は2015年3月16日、沖縄県の尖閣諸島を日本領として表記しているとみられる中国の地図を、同省のサイトで公表した。
地図は日本の国土地理院に相当する、中国の政府機関「中華人民共和国国家測絵総局(現・国家測絵地理信息局)」が1969年に刊行したもので、「尖閣群島」「魚釣島」など日本での呼称が使われている。政府は地図の公表を通じて、元々は中国も尖閣諸島が日本領だと認識していたことをアピールしたい考え。
この地図をめぐっては、自民党の原田義昭衆院議員が3月5日、J-CASTニュースのネット番組「テラポリ」で内容を詳細に説明していた。