百田氏「変態」ツイートを削除 それでも「炎上」止まらない理由

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   作家の百田尚樹氏の「奔放」ツイートが、次々と話題になっている。先日の下ネタ投稿に続き、今度は「同性とセックスしたいという願望を持つのは自由だと思うが、そういう人たちを変態と思うのも自由だと思う」とつぶやき(すでに削除)、批判も招いた。

   かねてから百田氏はツイッターで持論を展開し、注目を集めていたが、NHK経営委員退任後は、さらに発信の自由度が増している観もある。

過去には民主党議員の削除を批判していたが・・・

   百田氏が2015年3月15日に上記ツイートを投稿したところ、さまざまな反応が広がった。「もっともなご意見だったと思います」と賛同もあったが、

「思うのは自由かもしれないけど、公言するのはさすがにまずい」
「生来の性質や体質によって差別を受ける苦痛への想像力が足りないだろうと思う」

と、反発する声が広がった。

   批判を受けてか、百田氏は17日に

「昨日つぶやいた同性愛うんぬんのツィートは、思慮の欠いたツィートでした。削除します(原文ママ)」

と投稿し、15日の上記ツイートを削除した。

   これで反発の声は沈静化するかと思いきや、今度は「ツイート削除」を批判していた百田氏の過去のつぶやきがやり玉に挙がった。

   民主党の小西洋之参議員が、自転車の飲酒運転をしたと読み取れるツイート(2010年11月)を、後に削除したことに対して、百田氏は14年3月20日、

「『削除して証拠を消そう』という精神が貧しいし、悲しいね。男じゃない」

と投稿していたのだ。

   今回の百田氏によるツイート削除を受け、ツイッターでは、

「削除するだけでなく謝罪するべきでは?」
「自分はサッサと削除して無かった事にしようとする精神が腹立ちます」

などと、批判はなかなか収まりそうにない。

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