辺野古容認派が敷地に入った時は「拘束劇」はなかった
この動画をアップロードした利用者は、14年11月の沖縄知事選で落選した仲井真弘多(ひろかず)氏を応援する動画や、反基地運動を批判する動画を掲載している。この人物は、動画を公開した狙いをコメント欄などで、
「反戦平和は免罪符と沖縄左翼は勘違いしていますが、マスコミが報道の自由は法規を超えると思っているのなら、いつしか国民から見放されるときが来ると思います」
「口で平和を叫びながら、自ら境界を越え相手を挑発する」
などと説明している。この利用者が動画をどのようにして入手したかは明らかではないが、米海兵隊報道部は複数のメディアに対して、動画が米軍から不適切なルートで流出したことを認めている。
ただ、沖縄タイムスによると、2月18日にも辺野古移設容認派の名護市議が敷地内に入っているが、山城氏のような拘束劇は起きていない。流出動画で明らかになった新事実を踏まえても、「拘束はおかしい」という声は根強い。