東京電力福島第1原発が立地している福島県双葉町に設置されている「原子力明るい未来のエネルギー」という標語が書かれた看板をめぐり、標語を考案した茨城県古河市在住の男性(39)が2015年3月16日、同町長と町議会議員に保存を求める要望書を提出した。
看板は町の中心街の入り口に掲げられていたが、原発事故で町への立ち入りができず管理ができない状態が続いていた。老朽化が激しくなったことから町は撤去の方針を決め、新年度予算案に関連費用410万円を盛り込んでいた。
男性は、看板を「負の遺産として残すべき」などと訴えている。