鳩山氏の「併合支持」発言、国営タス通信が細かく伝える
3月12日は、さらに発言をエスカレートさせた。
「洗脳後に社会への視点を変えさせるのは難しいだろう。だが、常識と正義がそれに勝るだろう」
と述べ、ロシア側の立場を改めて支持。
鳩山氏にパスポートを返納させるべきだという声が日本国内で出ていることを念頭に、ロシア側のベラベンツェフ・クリミア連邦管区大統領全権代表は
「あなたに困難があれば、我々はあなたを歓迎する。友人に会えるのはいつでもうれしいことだ」
などと鳩山氏に呼びかけた。これに反応する形で、鳩山氏は
「そういった危険性が出てくれば、ベラベンツェフ氏の提案を受け入れる可能性を排除できない。(提案を)感謝している」
と発言。これが「移住の可能性」と受け止められた。
日本で「美人すぎる検事総長」として有名なナタリア・ポクロンスカヤ氏とも会談。鳩山氏は
「あなたの活動については色々聞いている。私を含めて、代表団の何人かがポクロンスカヤ氏と会いたがっていた。会えてうれしい」
などと喜んでいたという。
これらの鳩山氏の動静は、すべてロシア国営のタス通信が伝えたものだ。タス通信では、日本政府がクリミア訪問に反対していたことも伝えてはいる。