最近注目されているFX(外国為替証拠金取引)の手法に、自動売買(システムトレード)がある。「指標Xがnの値になったら買う(or売る)」といった売買のルールを予め設定し、投資判断を投資家個人の経験や勘といった裁量的なものではなく、プログラムにより一貫して行う取引方法のことだ。
今後もチャンスは多いFX市場
日本銀行の黒田東彦総裁が第2弾の緩和政策を2014年10月に発表し、円安基調はまだ終わりそうになさそう。14年だけで日本円はドルに対して約20円も円安に動いた。引き続き緩和政策が実施されるようであれば、今のうち(たとえば118円)でドルを買い、さらに円安になった際に手持ちのドルを売れば儲かることも可能だ。FXをやる人たちは2015年もチャンスがあるかもしれない。一方でFXと聞くと、「いつの間にか運用資金がゼロになっていた」などの失敗談も聞いたことがあり、運用に一歩踏み出しづらい方もいるだろう。