速度違反取り締まりの測定を妨害する装置を販売したとして、京都府警が2015年3月8日、千葉県銚子市の配送会社員の男(51)を電波法違反(無線局不法開設)ほう助の疑いで逮捕した。装置販売の摘発は全国初という。
この装置は「レーダージャマー」と呼ばれ、市販の電気部品で製作できる。警察がスピード測定に使うレーダーの電波と近い周波数の電波を出すため、車に乗せて作動させると、警察は正しく速度を測定できなくなる。
男は、兵庫県内の客ら2人にネットオークションでそれぞれ約1万3000円で販売し、車に搭載して使うのを手助けした疑いが持たれているが、容疑を否認しているという。