中国の王毅外相は2015年3月8日に会見し、フィリピンやベトナムなどが領有権を争っている南シナ海のスプラトリー諸島(南沙諸島)の岩礁を埋め立てて滑走路などの施設を建設している問題で、
「我々は他人の家で違法建設をする国ではない。自分の庭に建設しているだけであって、他国からとやかく言われる筋合いものではない」
などと建設の正当性を主張した。
日中関係については、
「70年前に戦争に負けた日本が70年後に再び良識を失うべきではない」
などと述べ、歴史認識をめぐる問題で再び日本側にクギを刺した形だ。