ルールの「存在」と「適用」には「千里の径庭」??
芦田氏の専門はドイツ哲学。カントの考え方を紹介しながら、今回の出来事について、
「カントは、ルールが存在するということと、それに従ってルールが『適用される』こととの間には、千里の径庭(編注:けいてい=隔たり)があると指摘していた。その<間>を埋めるものを<構想力>とカントは呼んだが、構想力は『教えることができない』とも」
などと主張。車掌にも「教えることができなかった」とした。凡人には何が言いたいのかよく理解できない文章だ。芦田氏は、車掌が「融通が利かない」と言いたかったのかもしれないが、無理な主張に思える。
芦田氏は最後にこうツイートした。
「私は、3000円払っても歩きたくないほどに疲れていただけですよ。ビックカメラと新幹線名古屋駅ホーム間、20分でホーム駆け下り駆け上がり往復したんだから(笑)」
芦田氏の一連のツイートをまとめたサイトには
「無法を哲学で正当化する大先生」
「なまじ哲学とか勉強するとこうなるのか」
「指定席の権利自分から捨ててるのに何言ってるんだこいつw」
といった声が寄せられており、大半が芦田氏に批判的だ。