外務報道官会見は「のれんに腕押し」状態
直後の川村泰久外務報道官の会見でも同様だ。記述が変更された経緯については、
「いわゆるホームページというものは常に改訂をしていく」
と説明。
ウェブサイトの会見録には、
「当省ホームページの大韓民国基礎データは定期的に改訂を行っており、今般、その一環として、各種情勢や経済数値等の改訂を行った」
という但し書きも付けられた。
会見では、記者から
「韓国は我が国にとって、自由、民主主義、法の支配等の基本的価値観を共有する国なのかどうか」
について見解を求められても、川村氏は韓国が「我が国にとって最も重要な隣国」で、未来志向の日韓関係構築に向けて「粘り強く努力していきたい」と繰り返すのみで、「のれんに腕押し」状態。結局川村氏の口から「基本的価値を共有」という言葉は出てこなかった。