「あいつらと縁切って、俺らとつるもうと誘っていたのに」
少年の家族は、近所付き合いが深かった様子はないものの、「会えばあいさつするし、感じは悪くなかった」と振り返る住民もいる。少年については「かわいらしい子で、たまに見かけると『こんにちは』と言っていた。まさかあんなことをするなんて」と驚いていた。
数は減ったものの、毎日報道陣は姿を見せる。警察関係者らしき人物の巡回が続き、元の静かな住宅街に戻ったとは言えない。声をかけると、「すいません・・・」と断り、足早に立ち去る住民もいる。
上村さんと18歳少年の関係を知る少年グループの1人は「かみそん(上村さんの愛称)が殴られた1月中旬頃に、あいつらと縁切って、俺らとつるもうと誘っていたのに」と悔しさをにじませたが、誰が落書きしたのか心当たりはないという。