スマホは「事業変動リスクコントロール領域」
デジタルカメラなどのイメージング・プロダクツ&ソリューション、ビデオ&サウンドは「安定収益領域」と定義した。市場全体の成長は見込めないため、大規模な投資は控えるが、高性能ミラーレス一眼カメラや、ハイレゾなど付加価値の高い商品に注力する。
スマホに代表されるモバイル・コミュニケーションと、テレビは「事業変動リスクコントロール領域」。価格競争が激しく、コモディティ化が著しいが、地域や商品を厳選することで、安定した事業構造を構築する。環境変化に応じ、他社との提携などの生き残り策を検討する。
ソニー株は地合の良さも手伝って上昇基調だ。期待が先行している形だが、どう実行に移していくのかが問われる段階に入る。