中国人は日本のどんな情報を求めているのか 中国ネット「環球網」朱研編集長に聞く

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中国ではぜいたく品の税金が高い

―― かつては日本人も世界中でたくさんの買い物、特にブランド品を買い占めていたことを思い出します。

:海外メディアが、今の中国を80年代の日本と比較する記事を書いていました。似た点があるのかもしれません。

―― 最近は日本製の便座が評判だそうですね。ほかにはどんなものが人気ですか。

:今も日本の家電は人気で、電子レンジや炊飯器、ドライヤーなどがたくさん買われています。多くの中国人が日本の家電は優れていると考えているからです。
   中国ではぜいたく品の税金が高い。そのため海外に出た時は「ブランド品を買わないといけない」という気分が強まり、ジュエリーや宝飾品、化粧品、アパレル関連...、大量に買います。ほかにも、さまざまなものに興味を持っています。

―― 日本の家電はどこに魅力を感じているのでしょうか。

:実は中国の家電メーカーも悩んでいるのです。そもそも電圧の違いがあり、中国製品も質は悪くない。わざわざ日本で買う必要はないのです。にもかかわらずといった不満でしょう。
   しかし、日本製品の質の高さや信頼性、サービスのよさなどは依然評価されている。中国メーカーもさらによい商品を作ろうと考えていますよ。
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