古市さん「『気にならない好き』よりいい」
2人は、電車の中でのベビーカーは別に気にならないという点では一致をみた。とはいえ、長嶋一茂さんは、古市憲寿さんの突拍子もない発言に「とにかく、古市さんとはまったく合わねえや」とぼやいた。
番組では最後に、古市さんが著名人を何人も呼んで1月に豪華な誕生日パーティを開いたことが話題になり、古市さんは、自らが企画したと明かしたうえで、著名人と別々に会うより「コスパがいい」と発言した。これに対し、長嶋さんは、「まず『ありがとうございます』じゃないの?」と噛みついた。ところが、古市さんは「なんで怒られてんの?」と繰り返し、松本人志さんから来年の誕生日には長嶋さんを呼ぶのかと聞かれて「そうです」と答えた。しかし、長嶋さんは古市さんをしみじみと見つめ、「行かない!」と返してトークは終わった。
こうした展開に、松本さんらからは「ギスギスしてるなあ」と口々に溜め息が漏れた。ただ、2人は、その後も番組で同席を続け、笑顔を振りまいており、ケンカ別れしたわけではなかった。
バラエティ番組だけに、2人の発言は演出が加わっている可能性もある。しかし、ネット上では、古市さんに対して厳しい声が出ていた。「人を腹立たせることを平気で言う」「社会性が欠如した社会学者」「ただただ不愉快だわ」といったものだ。また、トークでブチ切れた長嶋さんについても、「なんでいつも偉そうにコメントすんの?」「感情的で話も上手くないから不快」との指摘が出た。
もっとも、「どこが険悪なんだよ」「見てる分には面白かったのでまた共演して欲しい」などと好意的な見方もあった。
古市さんは番組で、「世間の見方すごい気にして、エゴサーチとかすごいする」と明かしていたが、番組後のツイッターでは、次のようにつぶやいていた。
「エゴサーチしてたら『気になる嫌い』って書いてくれてる人がいて、なんかちょっと嬉しかった。『気にならない好き』よりいいよね」