テレ朝が「徹子の部屋」を手放すはずはない、と断言
本当に「マツコの部屋」になるのだろうか。マツコさんが所属する芸能事務所のナチュラルエイトに取材すると、担当者は非常に驚き、
「そのような打診など来てはおりませんし、そもそもそのようなことはあり得ないお話しなのではないでしょうか」
と全面否定した。
芸能評論家の肥留間正明さんも、「ありえない」と見る。そして、こうした記事は黒柳さんに非常に失礼であり、テレ朝も「徹子の部屋」を手放すはずなどはない、と断言した。また、お昼のあの時間帯にマツコさんを毎日出すことを望む視聴者はどれくらいいるのか、と首を傾げた。
「テレ朝で現在問題になっているのは徹子の部屋の終了ではなく、番組をなぜ昼の12時に移してしまったのか、ということです。テレ朝の関係者は編成上の大失敗だと口を揃えているんです」
「徹子の部屋」は午後1時20分放送開始が14年4月から正午に変更となった。その結果、もともとこの時間帯で視聴率トップの裏番組のTBS「ひるおび!」をますます勢い付かせることになった。
「正午以降は週刊誌的な生々しい事件を見たい、知りたいというのが視聴者の志向です。そこに徹子の部屋を持ってきても、時間帯として合っていないんです」