脚本家の宮藤官九郎さん(44)が、2013年にヒットしたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の秘話を明かした。宮藤さんは15年2月25日、トーク番組「TOKIOカケル」(フジテレビ系)に出演し、13年の流行語大賞を受賞した「じぇじぇじぇ」について話している。
番組冒頭、TOKIOの国分太一さんが、岩手県民から「『じぇじぇじぇ』なんて、そんなに言わないよ」との声が出ていると紹介。それに対し、宮藤さんはドラマの舞台(久慈市小袖地区)の海女たちが、仲間内だけで使っていたフレーズだと説明した。当時、小袖地区の現役海女は3人だけで、「その3人が使ってた言葉」という。なお宮藤さんは番組中盤、岩手内陸部だと「じゃじゃじゃ」の方が一般的だとも説明した。
ツイッターでは「こういう言葉を拾うところもさすがだな」といったものから、「じぇじぇじぇは盛岡ならじゃじゃじゃ、気仙ならばばば」などと補足するつぶやきも出ている。