「ビッグダディ」ことタレントの林下清志さん(49)はこれまで2人の女性の間に10人の子供を設けた、芸能界きっての「子だくさん」だ。2014年1月22日放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ系)に出演したさい、司会のタモリさんに「コダカラ―清志」のニックネームを付けられている。
そんな「子だくさん」の秘密はどこにあるのか。今回、そのヒントになりそうな、ある「測定結果」が明らかになった。
精子の濃さ、基準値「15」の20倍を超える「383」
驚くべき「繁殖力」の源とは。15年2月18日発売となった自著『さらば、ビッグダディ』(扶桑社)で、林下さんは精子数や精子の運動率を測定する「精子チェック」に初挑戦した。
訪れたのは男性不妊やEDに関する診察・治療を行う東京・恵比寿の「恵比寿つじクリニック」。「インターネットカフェの個室のような精液採取室」でアダルトビデオを視聴しながら自慰行為をして「採精」した。2か月の禁欲生活の成果(?)もあってか、1回の射精で1.5ミリリットルの精液、5億7000万個もの精子を放出した。本に掲載された診断結果報告書で詳細がわかる。
北海道北見市にある「中村記念 愛成病院」のホームページによると、1回の射精量が2ミリリットル以上で、1ミリリットルの精液に「2000万匹(個)」以上の精子が存在し、運動している精子の割合が50%以上である状態が正常という。
また、大阪市中央区の産婦人科「三宅婦人科内科医院」は一般的な射精量として2~5ミリリットルという数字をホームページで挙げている。
そうなると、やはり目立つのは少なめの精液量に対し、不釣り合いとも言える精子の「濃さ」だろう。実際、報告書に記された基準値「15」の20倍を超える「383」の測定値を叩き出している。精子の運動率も「69%」で、基準値を大きく上回った。林下さんの精子が「凄い」のは間違いなさそうだ。
結果をうけて林下さんは
「不妊に悩む男性も多いと聞くが、数値が足りないからといって悲観する必要は決してない」
「俺も5億7500万の精子を受け止めようという強者がいれば、俺もまた子どもをつくってもいいだろう」
と余裕のコメントを残している。
一般的に40歳を過ぎると、数値が悪くなると言われるが・・・
ツイッターでは本を読んだと思われる人から
「驚異の繁殖力!ビッグダティすごい」
「ダディの絶倫ぶりがわかるよね」
「凄過ぎ。種馬やな」
と驚きの声が上がった。
恵比寿つじクリニックの助川玄副院長も本の中では、その驚異的な数値に苦笑いしつつ、「すべて基準を満たしています。一般的に40歳を過ぎるとそれらの数値が悪くなると言われていますが、林下さんの場合、まったく問題ありません」と語っている。
一方、自慰行為と性交で精子量の違いが出るか、2か月の禁欲期間を経た後の結果はイレギュラーではないか、年齢ごとに精子数は異なるのではないか、などといった疑問も残る。
大阪市中央区の産婦人科「西川クリニック」のホームページには
「たくさん(精子を)溜めてから射精すれば効果的かというとそうでもありません。副睾丸、精管に精子が溜められると、精子を作るのをやめてしまうので、溜まっている精子が老化しますから、1週間以上の禁欲は意味がないと思います」
との記述もある。