東京メトロ「社内調査を行い、運転士には教育・注意を行いました」
こういったことから、動画を見た人の反応は、そもそもフラッシュ撮影をした人に落ち度があるとの見方から、怒鳴る運転手が最も悪いという見方まで、様々だ。問題の運転士が乗務していた電車は、東急田園都市線の中央林間駅発東京メトロ半蔵門線押上駅行きで、東急の5000系と呼ばれる電車を使っていた。そのため、メトロの運転手が「借り物」であるはずの東急の車両のドアを乱暴に扱うことを問題視する声も少数ながらあった。
東京メトロ広報部によると、運転士が怒鳴る様子が撮影されたのは1月31日。2月2日になって「お客様センター」に対して動画に関する指摘が3件寄せられ、事態を把握した。
東京メトロでは
「社内調査を行い、運転士には教育・注意を行いました」
と話しており、問題を起こした運転士については「反省している」と説明している。
さらに、運転席へのフラッシュ撮影は厳禁だが、電車の運行に問題がなければ、一般の乗客が構内でフラッシュを使わずに電車の写真を撮ることは問題ないとしている。