米ベインキャピタル、雪国まいたけにTOB 最大95億円

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   米投資ファンドのベインキャピタルは2015年2月23日、東京証券取引所第2部に上場する雪国まいたけに株式の公開買い付け(TOB)を検討していると発表した。買い付け総額は最大で約95億円。TOB価格は20日の終値(207円)を18%上回る1株あたり245円で、24日から買い付けを開始する予定。過半数の株式取得をめざし、最大で全株を買い付ける。

   ベインキャピタルはTOB完了後に株式を非公開化する方針。鈴木克郎会長兼社長ら現経営陣と協力し、混乱が続く企業統治体制や事業を立て直し、数年後の株式再上場を目指す。

   雪国まいたけは現在、創業者の大平喜信元社長ら創業家が全体の約64%の株式を保有。創業家が大株主として影響力を行使し続け、鈴木氏ら現経営陣と対立している。

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