「e-sports」に使われるゲームが日本にどんどん上陸する
そういった中で、日本でも「e-Sports」に参戦し大金を稼ぐプロゲーマーを育てようという動きが活発化し始めたようだ。日本で初めて職業としてのプロゲーマーを目指す専門学校が生徒募集を始めた。東京アニメ・声優専門学校(東京都江戸川区)が「e-sports専攻」を設立する。
「e-sports」の競技人口は全世界で5500万人いて、韓国では子供がなりたい職業の2位だ、などと紹介している。入学すれば「e-sports」にプロゲーマーとして参加できる可能性が開けるほか、ゲーム実況・MCや、「e-sports」のマネジメントなども学べる。
さらに、日本のプロゲーマーの多くは別に職業を持って生活する人が多かったが、ゲームの鍛錬に集中できるように給料制にする組織も現れた。「プロゲーミングチームDetonatioN」がそれで、2015年2月から選手たちへの給与支払いの他、共同生活ができる施設を作りコミュニケーションを図りながら世界と渡り合えるチームを作っていくとしている。チームの支援企業の一つがパソコン周辺機器販売のベンキュージャパンだ。
「e-sports」はオンラインゲームが主体なためパソコン関連機器メーカーなどがスポンサーになることが多い。ベンキュージャパンは「DetonatioN」のスポンサーになったことについて、
「日本のこれまでのゲームはオフラインが中心だったが、これからはe-sportsに使われるゲームがどんどん日本に上陸することが予想されている。日本でもe-sportsの波が必ず訪れ、賞金が稼げるプロゲーマーも増えていくと考えています」
と話している。