将来的にはETCの義務化も検討
さらに、自動料金収受システム(ETC)搭載車と情報をやりとりできる仕組みを普及させ、事故や渋滞などの情報をドライバーに送って迂回路を教えるほか、渋滞が起きやすい場所や時間を細かく把握し、時間別、区間別の割増料金などを機動的に運用することも視野に入れているという。
また、将来的にはETCの義務化も検討する。現金払いを維持するには、人件費などETC車の5倍ものコストが必要だからだ。
近畿圏も首都圏と同様、高速道が入り組んでいて、名神道や中国道などの距離連動制と近畿自動車道の均一の定額制が混在、ルートによって渋滞が生じていることから、近畿圏の料金体系の同一化も次の課題になる。