大雪で飛行機が欠航して「東方神起」のライブに行けなくなったと、ファンらがツイッターで次々に不満を明かす騒ぎがあった。ファンらは、航空会社の職員に対して臨時便を求めたという。
強い寒気の影響で、2015年2月14日の北海道は大雪になり、各地からの空の便は次々に欠航になった。この日は、札幌ドームで韓国の2人組ボーカルグループ「東方神起」のライブがあったが、行けなくなったり遅れたりするファンが続出した模様だ。
行列ができたなどと疑問を投げかける向きも
その様子をファンらが次々にツイートしており、それによると、仙台空港では、ある札幌行きの便が大雪で降りられずに引き返し、70人以上のファンが仙台で足止めになった。空港では、ファンらが航空会社の職員に臨時便を飛ばせないか直談判する事態になったという。
「札幌ドーム行かせて下さい!って私達みんな泣いてます!」
ファンらは、ツイッターでこう報告した。しかし、職員は「無理です。飛べません」と理解を求めたという。羽田や成田、他の空港への振り替えも満席でできないと言われたと嘆いていた。
ツイッター上の情報によると、仙台のファンらの中にはあきらめて帰宅する人も多かった。しかし、夕方まで待って、別の便に乗り換えて札幌ドームに向かったファンも一部でいた。しかし、その便も遅延するなどして、ライブ開演時間には間に合わなかったファンも多かったようだ。
ただ、大勢のファンが直談判したため、行列ができたり、職員らが応対に追われたりするなどしたと、疑問を投げかけるツイートもあった。
ファンからは、航空会社に感謝の声も出ていた
仙台空港以外でも、札幌行きが欠航になったりするなどのケースが相次いだ。
関西空港発のある便は、大雪で降りられず、北海道内の函館空港に代替着陸した。航空会社が振り替えで札幌までの電車チケットを出し、それでドームまで行ったとの報告もあった。
ファンらからは、航空会社に不満を言うだけではなく、こうした対応に感謝する声も出ていた。
札幌ドームの広報担当者によると、大雪で欠航が相次いだ影響で、ライブ開演時に間に合わない客も多かった。走って会場に入って来たり、タクシーに乗ってきたりするファンもいたという。