「大家族」のドキュメンタリー番組で不適切な演出があったとして、TBSは2015年2月14日、別番組と番組公式サイトで謝罪した。
この番組は、1月28日に放送された「水トク!激闘大家族スペシャル 17歳で産んだ我が娘が17歳でまさかの妊娠...」。TBSによると、妊娠中の長女がバイクで出かけ、母親からたしなめられるシーンは、制作会社が母親らに依頼して、長女が出産後にお腹にタオルなどを入れて撮影した。また、祖父が一家を連れてスーパーで希望の食料品などを買ってあげるというシーンは、店の撮影許可が下りなかったため、制作会社が一家に依頼して過去に行った別の店で撮影し、番組側が費用を負担した。
TBSでは、「いずれも、本来はテロップ表記などで『再現』であることを明らかにすべきでしたが、これをせずに放送しました」として、チェック体制の不備を謝罪している。