「ポルノ女優のくせに」とは言っていない ふかわりょう「中村うさぎ降板」の真相語る

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   作家の中村うさぎさん(56)がTOKYO MXテレビの人気情報番組「5時に夢中!」を降板した問題で、司会のふかわりょうさん(40)が自身のブログで「真相」を打ち明けた。

   問題となった「ポルノ女優のくせに」という発言を中村さんはしていないし、美保純さん(54)も「ポルノ女優のくせに、と侮辱された」などと陰口はしていない、というのだ。

「だれも言っていない言葉が一人歩きしていきます」

言葉が一人歩き...?(画像は中村うさぎさんの公式サイト)
言葉が一人歩き...?(画像は中村うさぎさんの公式サイト)

   ふかわさんは2015年2月11日の夜に、

「誤解されている方が多いようなので、この場を借りてご説明します」

とし、中村さんと美保さん、MXテレビでの三者の間で起こった騒動について説明した。「ポルノ女優のくせに」と美保さんが言われたということになっているが、美保さんがスタッフに言ったのは、

「話を遮られることや、すべてを下ネタに持って行かれることに、違和感を覚えている」

ということ。陰口でもなんでもない出演者としての一般的な相談だった。これはかなり昔の話で、中村さんには伝えなかったが、スタッフが美保さんの不快感を軽減するように配慮したため番組はうまく回っていた。

   ところが事態は急変する。みんなが気持ち良い状態で番組10周年を迎えたいと考えたプロデューサーが、美保さんが中村さんに抱いていた違和感を伝えに行った。プロデューサーが注意として「話を遮ること」「下ネタに結び付けること」を挙げたが、なぜか「ポルノ女優のくせに」という言葉が入り中村さんを刺激してしまったのだという。

「『ポルノ女優のくせにって言われたことを、プロデューサーに陰口していた』そんなこと、美保さんは言っていないのに。うさぎさんも言っていない。だれも言っていない言葉が一人歩きしていきます」

   どうして「ポルノ女優のくせに」という言葉がまぎれこんだのかについては、伝言ゲームのようになってしまったのか、それとも、プロデューサーのアドリブでしょうか、とふかわさんは書いている。

   プロデューサーが器用に対応していれば、中村さんが我慢して大人の対応を取れば、騒ぎは起こらなかったかもしれないが、器用な世渡り上手でない人間がやっている「5時に夢中!」だからこそ人気番組になった、などと説明した。

   一番気の毒なのは美保さんで、誤解され、ブログを炎上させられても言い訳をしなかった。彼女は番組を守ろうという考えがあって、ことを荒立てたくない、周囲に迷惑をかけたくないと頑張ったが、沈黙を貫けば貫くほど悪者にされていったとも説明した。

   ただ、全ては番組サイドの不手際だったという、ふかわさんの説明が本当なのかどうかは今のところ判明していない。

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