すかいらーく、「高級」珈琲店に参入 ガストから転換

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   ファミリーレストラン大手のすかいらーくが、新たに「高級」珈琲店に参入する。「ガスト」を改装して、1号店を2015年3月7日、横浜市の弘明寺に「むさしの森珈琲」をオープンする。

   店舗面積は約300平方メートル。30~50代女性を主なターゲットとし、ソファを置いて長時間滞在できるようにする。コーヒーのほか、食事はパンケーキやパスタ、サンドイッチなどを充実させる。朝食メニューも用意する。

   最近は、都心のカフェはコンビニエンスストアの「100円コーヒー」に押されぎみだが、郊外などでは「コメダ珈琲店」やドトール・日レスホールディングスが展開する「星乃珈琲店」、喫茶チェーンの銀座ルノアールの「ミヤマ珈琲」といった、コーヒー1杯400~500円程度で、食事を充実して、ゆったりくつろげて高級感のある珈琲店が女性やシニア層の人気を集めている。同社も、そうした「流れ」を取り込んでいく。

   「むさしの森珈琲」は同社の子会社で、商業施設でブッフェレストランなどを展開するニラックスが運営する。すかいらーくは、今後の店舗展開については「未定」としている。

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