店内のソファに大きな穴、裂け目、落書き... マックは設備もサービスも酷く劣化している

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マクドナルドは、機器メンテナンスなどを発表

   中嶋よしふみさんの報告は、ネット上で話題を集め、ブログ閲覧サイト「ブロゴス」にも転載された。

   中嶋さんが指摘したような状況は、広がっているのか。東京都心部の店舗を回ってみた。

   ある店舗では、平日の6日13時ごろに、店内には50人ぐらいの客がおり、ガラガラとは言えないものの、空席は半分ぐらいあった。そして、ソファの座る部分の真ん中に、なんと長さ10センチぐらいの傘の先で刺したような裂け目の穴がポッカリと開いていた。ソファの中の綿も見えていたほどだ。これは、経年劣化やふとしたミスだけではなく、イタズラでできた可能性もある。近くのソファにも、端の方に10センチぐらいの裂け目が見つかった。これらには、ガムテープは貼られていなかった。

   さらに、2か所のソファの背もたれ部分に、落書きのような黒い線が数本~数十本も描かれていた。

   とはいえ、店員はマドラーをきちんとトレイに載せた紙ナプキンの上に置き、トイレの自動センサー洗面台は問題なくすぐに水が出た。

   こうした店舗内の状況について、日本マクドナルドの広報担当者に取材したが、まだ回答は来ていない。

   なお、マクドナルドは、異物混入騒ぎなどを受けて、全国の店舗で一斉清掃や機器メンテナンス、アルバイト研修などを行うと3日に発表している。

   (追記=15年2月9日)日本マクドナルドの広報では、担当者が7、8日の週末に中嶋よしふみさんが指摘した埼玉県内の店舗に行って確認したとして、次のように取材に回答した。

   「ご指摘のような状況はあり、2月上旬にかけての一斉清掃で、直せるところは直したのを確認しています。ソファの破れについては、張り替え交換の手配をしました。落書きは、洗剤で落とし、できないところは張り替えます。トイレの水は、センサーを調整し、現在は通常の水量が出るようになっています。マドラーをカウンターに直接置くことは通常しないので、指導を徹底しました。清掃などについては、マニュアルはあり、洗剤も常備しています。マニュアルは細かい点には触れておらず、ご指摘を受けた点につきましては、できるだけ早く対応します」

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