ネットでは「不謹慎」「表現の自由」と賛否両論
もっとも、「かなり笑わせてもらったので賛成」「これも表現の自由だと思う」「時代錯誤社なら仕方ない」といった肯定的な意見も出ていた。
東大の広報課では、取材に対し、ちらしの内容は把握しているとして、「人道的、社会的に問題がある画像加工であり、学生には深く反省してほしいと思います」と取材に答えた。大学側がサークルの学生を呼んで厳重注意したことも明らかにした。ちらしについては、学内に現在は貼られていないと聞いているとしている。
ところで、東大のサークルは、なぜこのようなコラージュ写真を載せたのだろうか。
4学期制や推薦入試を批判するためなのか、あるいは、学生の関心を引くための単なるブラックジョークなのか。サークルの公式サイトでは、「政治・宗教的な方向性は全く持っておりません」とあるが、本当なのか。
コラージュ写真を載せたことについて、サークル側に取材したが、2月3日夕までに回答は来ていない。
なお、サークルの公式サイトによると、発行する「教員教務逆評定」では、東大の教員を「大仏」「仏」「鬼」「大鬼」の4段階で評価するなどしている。新学期が始まる直後に販売しており、学生が単位を履修する際の目安にしてもらっているという。時間割を作るのに役立つと人気があり、1週間ほどで売れ切れてしまうそうだ。