「EXILE」のファンは大ショック? オリコンランキング集計法が変更に

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   オリコンランキングの集計方法の変更が発表され、人気グループ「EXILE」がピンチになるのではないかとの観測も浮上している。なぜ突如変更されたのかについても、様々な憶測が出ている。

   オリコン・リサーチが2015年1月28日に発表した変更点は、ミュージックカードの売り上げについて、4月6日付のデイリーランキングからCDなどと合算集計しないという内容だった。

まとめ買い多いミュージックカードを除外

オリコン集計から除外に
オリコン集計から除外に

   ミュージックカードは、裏面に書かれたコード番号を発売曲のダウンロードサイトで入力するというシステムになる。EXILEが2012年12月にベスト盤発売に当たって日本で初めてカードを採用し、その後、同じエイベックス系のグループなどで広まった。

   発表では、ミュージックカード合算を止めた理由について、カード購入後の曲のダウンロード率は「音楽パッケージの販売」と認定するには低すぎたことを挙げた。その背景に、数百円程度とCDより安いことを利用して、複数枚のまとめ買いをさせようとするケースが見られたと指摘した。

   こうした方法で売られたカードについて、「社会通念上、独立した一枚のヒットとはいいがたい」として、「ランキングの妥当性及び一般的な社会通念に照らして、相当ではない」と判断したという。ミュージックカード合算について批判的な意見が増加していたことから、オリコン側で検証を続けてきてこの結論に達したとしている。

   実際、ミュージックカードの販売方法については、様々な疑問や批判が音楽ファンらの間で上がっていた。

   例えば、EXILEについては、13年4月の発売曲「EXILE PRIDE」でメンバーの写真入りミュージックカードが14種類も発売され、ファンらがまとめ買いをしているとの情報がネット上でも流れていた。さらに、コンサート会場限定のカードを買うと非売品の「ミュージックカードコンプリートファイル」が先着順でもらえるといった方法で売り上げを増やしていた。

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