「自撮り」ブームに乗りたいデジタルカメラ 上手に撮れる機能充実、「もう1台」を狙う

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液晶画面の「180度チルト」機能が人気

   そうしたなか、「しっかりとつくり込んだ写真」を撮って交流サイトに投稿したいというユーザーのニーズを取り込んだ、「自撮り」に適したデジタルカメラが好調だ。

   上手に自撮りできる機能として、液晶画面を回転させて自分を見ながら撮影する(チルト)機能や画像処理を工夫して「美白」になる機能、Wi‐Fiを搭載してデジタルカメラからスマートフォンに画像をその場で転送できる機能を装備した。

   これまでマイナスに作用していた「自撮り」を一転、プラスの、新たな機能として押し出したわけだ。

   自撮り用デジタルカメラについて、家電大手のビックカメラは「自撮り用が発売されてまだ1年ほどなこともあって数字は出せませんが、売り上げの上位機種は『自撮り』機能のあるタイプです。売り場に特設コーナーを設けている店もありますし、売れています」と話す。

   自撮り用を購入する人の多くがデジタルカメラをすでに保有していて、「もう1台」といって買っていくという。

   なかでも、売れ筋は「RICOH THETA」(リコーイメージング)。撮影する人を取り囲む全天球イメージを1回で撮影できるのが特徴で、2014年11月14日に販売を開始したばかりの新モデルは、新たに動画撮影を可能にしている。

   また、カシオの「EX‐ZR50」は画面と操作ボタンの全体が180度チルト(回転)するほか、通常のシャッターボタンとは別にフロントシャッターボタンを搭載しているため、無理なく「自撮り」できる。

   パナソニックも、コンパクトでスタイリッシュなデザインで、自撮りに対応した180度チルト式液晶モニターを備えたミラーレス一眼カメラ「LUMIX DMC‐GF7W」を、2015年2月13日に発売する。

   最近はコンパクトで軽量のミラーレス一眼レフが女性に人気で、それに自撮り機能が付いたのだから、期待は膨らむ。

   カメラ映像機器工業会は、「自撮り用が売れ筋であることは認識していますし、市場が下落傾向にある中で、全体の売れ行きを下支えしている存在といえます」と話している。

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