お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史さん(44)が2015年1月23日未明放送のラジオ番組「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で、8年半ぶりに芸能活動を再開した元「極楽とんぼ」の山本圭壱さん(46)について語った。
「芸能界は甘いが、ちょろくはない」「ここから大変になってくる」と簡単ではない復帰への道のりを示した。
リンカーンの言葉を引用し、静観
復帰舞台となった19日のお笑いライブを巡っては、山本さんが出演していたバラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)のカメラが回っているのではないかというウワサが出ていたが、岡村さんは「『めちゃイケ』(のカメラが)回ってんのちゃうかとか、そんな話ありましたけど、まったく回ってないですよ」と否定した。
また、山本さんの復帰に際し「芸能界は甘い」という意見もあることには「芸能界ってね、甘いとこなんですよ」と認めるが、「甘いっちゃあ甘いところなんですけども、ちょろいところではない」と独自の見解を語った。「ここから山さんも大変になってくるでしょう」と、完全復帰への道のりが簡単でないとの見方を示した。
その上で「偉そうなことは言えないけれど」と前置きし、第16代アメリカ大統領、エイブラハム・リンカーンの言葉として「転んだ君に興味はない。どうやって起き上がるかに興味がある」を持ち出した。最後には「これ以上言うとネットで、岡村は擁護派やなんやと言う人がいるんで、リンカーンに押し付けて逃げたろうと思います」と話し、あくまで静観する構えを見せた。
山本さんは、06年7月に淫行騒ぎを起こし、所属事務所の吉本興業から契約を解除されていた。