「はるかぜちゃん」ことタレント・春名風花さん(13)のツイッターアカウントが2015年1月22日、「しばらく、お休みします」というツイートを最後に削除された。一体何が起こったのだろうか。
グーグルのキャッシュページからツイート履歴をたどると、騒動の源が見えてきた。
「周夫さん」を「明夫さん」と間違える
15日、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」のねずみ男、「美味しんぼ」の海原雄山、「忍たま乱太郎」の山田伝蔵などを演じた声優・大塚周夫さんが亡くなった。
16日、ファンから大塚さん死去を知らされた春名さんはすぐさま反応、「去年会ったばかりなのに...」などとつぶやいたようだ。
しかし、実は「去年会った」のは大塚さんの息子にあたる声優・大塚明夫さん。とんだ勘違いをしていたのだ。ファンから「亡くなったのは周夫さん」と指摘を受け、すぐさま謝罪、明夫さんのアカウントへも
「突然の事に驚いてしまい、初動で明夫さんとお父さまを混同したツイートをしてしまいました。心よりお詫び致します。こんな時に本当に申し訳ありません...。ご多忙で大変かと思われますが、どうかご自愛ください」
とメッセージを送っている。
明夫さんも
「ひさしぶりだね(^-^)そんなこと何も気にしなくていいからね?」
と返信、騒動は収束するかに見えた。
しかし、一部のツイッターユーザーは黙って見過ごさなかった。
「声優志望なのに知らないなんて可笑しい」
「声優志望としてこれは如何なものか。間違っただけではすまんと思うけど。会ったことあるのにろくに覚えてないなんて」
「あなたの注意不足で他人にものすごく失礼なことをした」
アニメのアフレコやナレーションの仕事もこなし、一時期ツイッターのプロフィール欄にも「声優志望」と明記していたことが災いしたのか、執拗な批判を受ける。
「声優さんの名前を知らないと声優を目指してはいけない、っていうのは違う」
春名さんはそれらの批判にも一つ一つ答えていたものの20日のツイートがさらに事態を悪化させてしまった。
「お名前を間違えてしまったことは、本当に反省しています。でも声優さんの名前を知らないと声優を目指してはいけない っていうのは違うとおもいます...。声優の名前に詳しくない人は、お芝居が好きで、何かを演じてみたいって思ってはいけませんか?」
これが火に油を注ぐ結果となり、13歳の少女へのバッシングのボルテージはますます上昇した。
春名さんも「ごめんなさい」「すみません」と謝罪を何度も繰り返したが、「人の名前を覚える仕事でもしたらどうです?幼稚園でもできますよ」など人格攻撃に近い批判も相次ぎ、徐々に憔悴。
22日、ついに冒頭の言葉を残してツイッターを去った。
これまで度々炎上騒動を引き起こしてきた春名さん。13年、一部のツイッターユーザーの批判を受けた時には母親が登場、「(春名さんが)色々と限界に来ていましたので...」と語り、しばらくの間アカウントの共同管理を行うと宣言した。
数々の批判に晒されてもアカウント削除はしなかっただけに、ファンの間で心配の声が広がっている。