2014年1月に亡くなったやしきたかじんさんの闘病生活を描いた、百田尚樹氏のノンフィクション小説「殉愛」をめぐり、たかじんさんの長女が発行元の幻冬舎に出版差し止めなどを求めた民事訴訟の第1回口頭弁論が15年1月21日、東京地裁で行われた。
同書にはたかじんさんと長女の不仲などが書かれ、原告側は事実と異なるとし、プライバシー侵害、名誉毀損などに当たると主張している。
スポーツ各紙によると同氏を含む被告側は欠席、原告側の代理人弁護士のみが出廷した。被告側は提出した答弁書で認否を留保したため、審理は進まず5分ほどで閉廷したという。
百田氏はこれまでツイッターに「法廷で決着をつける!」などと書いていた。