19歳「ようじ男」の逃走資金は生活保護費 「働かずに楽ができる」という人物がなぜ受給できるのか

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親とは別居?三鷹市アパートで1人暮らし

   男は13年6月に新宿駅で「無差別で人を殺害する」と予告し、威力業務妨害で逮捕され、少年院に入っていた。14年8月に仮退院し、現在は保護観察を受けていた。

   父親からは自首するよう促すメールが来たと話しているが、三鷹市のアパートで1人暮らしをしていたと報じられている。親子が別居する理由は分からない。

   法務省によると、仮退院中の人に対し、保護観察官や保護士が住居や就職の相談、支援を行う場合があるという。「基本的には職業訓練などを通して、退院後に社会復帰しやすいよう支援や指導はしている」というが、障害があって働けない、親類が頼れないなどの事情を考慮して、公的機関の福祉サービスを受けることも選択肢としてはあるという。実際に男は「保護費の通知は毎月届くんですよ」と話しており、仮退院直後から生活保護を受給していたとする報道もある。

   厚生労働省は「基本的には世帯が単位」というが、両親や親類がいても遠隔地に暮らしたり何らかのトラブルがあったりするなど諸事情は考慮され、単身者に支給が認められることはあるという。その際に18、19歳の未成年であっても年齢による制限は設けられていない。

   男は動画の中で働く意思がないかのような発言を繰り返しているが、本来労働の意欲がない場合は受給要件を満たさない。申請した際に何らかの虚偽の申告した可能性がある。

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