細野氏と長妻氏の処遇は、明言を避ける
党内に詳しい消息筋は、「決選投票で6人の棄権、無効票が出てしまった。長妻陣営の中には、岡田氏には絶対入れたくないという人もいるようだ」と語り、党内をまとめ切れるかを懸念する。
ある若手議員は、「これまでも代表選のたびに『これからはノーサイド』と言ってきたが、結局まとまらなかった。党内をまとめようと本当に実行に移すのか、大事なのはこれから」と語った。
岡田氏は当選後の会見で、細野氏と長妻氏の処遇について「まったく白紙。これから考える」と明言を避けた。また、政策面で党内にさまざまな意見があることは「党としての考えを整理する」「幅広く意見を聞いて合意形成を進めていく」と無難な表現に終始した。