モラル問われる事件相次ぐ
韓国では14年4月のセウォル号事件で船長がいち早く逃げ出すなどモラルを問われる行動が多発。その後も12月の大韓航空機「ナッツ姫」騒動では財閥一族の尊大なふるまいが問題になった。さらにこのところ、一般レベルでもモラルが問われる事件や出来事が続く。
14年12月には、ソウル市内の美容整形外科病院の医師やスタッフが手術中に誕生日パーティーを開く様子がネット上で拡散し、物議をかもした。ベッドに患者がいるにもかかわらず、手術着のままケーキの火を消すなどして楽しむ姿は批判を集め、医療法違反で捜査が進められている。
また、15年1月にはデパートの駐車場で、警備員の態度に腹を立てた買い物客の女性が、約30分間警備員を土下座させ続けたことがネットで猛批判を浴びたばかりだ。