「太田氏個人はそう思うってだけのことでしょ?」
もともと「ピースとハイライト」自体は世界平和を願って作られたものであり、何の先入観もなしに聞けばサザンらしくノリのいい「名曲」なのだが、どうしたわけかかなり前から「反日」のレッテルが貼られ、何でもないような歌詞でも看過できないと騒ぎになる傾向がある。
そうしたサザンへの「誤解」を解こうとしたのか、桑田さんと親しいという爆笑問題太田光さんが2015年1月13日深夜放送のTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」でこう擁護した。
サザンの社会風刺は今に始まったことではなく、40年近い前のデビュー当時からやっていることだと指摘し、
「『ピースとハイライト』も日本のことを歌っているのではなく、近隣諸国やアジア全体の揉め事があったけれど、それは20世紀で懲りたはずだからお互い仲良くやっていこうと言っているのであって、あれをなぜ安倍政権批判と思うのか不思議だ」
との見方を示した。そして、「反日」などと言われていることについて、
「桑田佳祐がどんだけ、どんだけ日本を明るくしたか。どんだけ日本人を勇気付けて来たか」
と必死に訴えた。
これに対しても、
「日本(政府)を批判する意図がないってのは桑田氏本人が言ってるんじゃなくて太田氏個人はそう思うってだけのことでしょ?」
と疑問を呈する人もいる。