行き過ぎに不安を感じる親も少なくない
いまどきの「JS」のファッション事情は相当進んでいるようだ。ただ、行き過ぎた場合に不安を感じる親も少なくない。
東京都在住の40代男性は、小学5年生の女の子の父親だ。「娘は、自分なりに『かわいい服』のこだわりはあるようです」と話すが、高額なブランド品を買うことはなく、量販店の衣料品で十分満足しているという。母親と一緒に美容院には行くが「家の近所の安いところ」だそうだ。仮に娘が「JSブランド」に関心を示したら、「周りの子がどうかによりますが、そうは言っても反対するかもしれません。ましてや脱毛など、とんでもない」とこたえた。
神奈川県に住む40代男性の場合、娘が小3で「精神年齢は幼児と同じ。おしゃれはまだ頭にありません」と明かす。今後成長したら、服の購入はある程度本人に許可するが「自分で判断できないうちはダメ」と述べた。
JSモデルにJSファッション専門店と、女子小学生のおしゃれを取り巻く現状にツイッターでは驚く人が少なくない。ツイートを見ると、小さいうちからおしゃれの感覚を身に着けておかないと成長してから全く分からなくなるのではという指摘が出た一方で、「うちの子もそういうのが欲しいとか言い出すのかなぁ」と心配する親の声も漏れてきた。