タレントの矢口真里さん(31)がテレビ番組で「この先どうしたら良いかわからない」と悩みを打ち明けた。
これまでの自分は明るく元気なタレントとして認識されていたが、そこに、浮気や不倫といったイメージが付いてしまった。今回の騒動で自分のキャラクターをどのように展開すればいいかわからなくなった、というのだ。
休業中は常に自分のネット情報をチェックしていた
矢口さんが出演したのは2015年1月7日放送のフジテレビ系「ホンマでっか!?TV 人生相談4時間半SP!!」。復帰後の自分のキャラについてお笑い芸人の名倉潤さん(46)などに相談したところ、ナマハゲの格好をして作り物の包丁を持って「イケメンはいねぇか~!」と登場すれば面白いというアドバイスを受けたが、「ナマハゲの格好はできるけれど、親が悲しんでしまう」ということで諦めたなどと語った。
スタジオでは矢口さんの今後について精神科医などの専門家が、悪女に徹したほうがいい、とか、不倫報道でエロいイメージが付いたからそれを生かしたほうがいい、などのアドバイスが送られた。矢口さんは、
「私は肉食系だということを隠さないようにする。好きになったら凄いんです。真っ直ぐに行っちゃうんです」
などと、タレントとしての新しい方向性を考えていたようだった。
実は矢口さん、芸能界復帰には前向きではなかったようだ。1年半の休養で心身ともにリラックスできて趣味にも打ち込めた。このままでいいと思うようになっていたが、ネットに書かれている自分の情報を常にチェックしては萎縮する自分がいて、また街を歩く時も週刊誌などに狙われているのではないか、とカメラのレンズを恐れビクビクしていた。そのため、
「逃げているイメージを無くしてから、(芸能界を)辞めたほうがいい」
という結論になったのだという。