東京・銀座のクラブのアルバイト経験などを理由に日本テレビからアナウンサー内定を取り消された東洋英和女学院大4年の笹崎里菜さん(22)が同社に起こした地位確認訴訟の和解協議で、東京地裁は2015年1月7日、採用を前提とする和解案を提示する考えを示した。7日各紙が報じた。
各紙報道によると日テレ側も応じる意向を示しているとされ、採用される見通しが高まった。
訴状によると、笹崎さんは13年9月、日テレ主催の「アナウンスフォーラム」に複数回参加する中で同社からアナウンサー内定を受けたものの、14年3月、銀座のクラブでのアルバイト経験を申告したところ「アナウンサーには高度の清廉性が求められる」として内定辞退を求められ、同5月に内定を取り消されていたという。