小学生を対象にした点を特に問題視
魯報道官は、動画が小学生を対象にしている点を特に問題視しているようだ。
「特に、歪曲された歴史が収録されている動画が小学生を含む未来を担う若い世代を対象にしていることが、さらに大きな懸念材料だ。国際社会で正しい歴史教育が求められていることにも反しており、日本の未来のためにも不幸なことだ」
韓国側がここまで強く反発する背景には、そもそも韓国側が竹島問題に対する態度を硬化させていることがありそうだ。1月6日に韓国の国防省が発表した国防白書では、日本の竹島ついての領有権の主張を「両国関係の未来志向的な発展に対する障害要素」だとして「厳重に対処していく」とうたっている。12年の白書では、日本側の領有権主張について「両国国防交流協力の未来志向的な発展のために克服しなければならない要素として残っている」と表現するにとどめていた。
動画は現時点では1万6000回程度再生されており、コメント欄では日本語と韓国語で互いの主張を罵倒し合う状態が続いている。日本語のコメントの中には、再生回数の少なさを批判する声も目立つ。