安藤美姫「3ショット」批判コメントに英語で「卑しい」  かつてのアイドルスケーターはなぜ叩かれる

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

「ダークサイドなんでしょうがない」と諦めた様子

   安藤さんは中学3年生のとき、女子スケーターとして世界で初めて4回転ジャンプを公式戦で成功させ、一気に注目を集めた。高校生時代にはキュートなルックスからアイドル的な人気が高まったが、期待された2006年のトリノ五輪で15位と惨敗。以後、世界選手権優勝や2010年のバンクーバー五輪出場と活躍を見せる一方、コーチとの「熱愛」や、出産を経験するなどプライベートで話題を振りまき、バッシングにさらされることもしばしばだった。

   安藤さんに批判が寄せられる原因を読み解くヒントのひとつが、14年4月にフジテレビで放送された「ホンマでっか!?TV」にありそうだ。番組では、安藤さんが記者に不調の原因を聞かれて「けがをした」「靴が壊れた」などと率直に説明しても、「言い訳」として報じられるといった悩みを明かし、「ダークサイドなんでしょうがない」と半ば諦めた様子だった。

   同じ番組に出演していた脳科学評論家の澤口俊之氏は、安藤さんのテレビの発言には「感情が乗っていない」と評した。生物学評論家の池田清彦さんは「予定通りの答えが返ってこないので『可愛げがない』と思われる」と指摘した。

   安藤さんは、そういった原因は理解しているとした上で、想定された答えを返すことは「本意じゃない」「本当のことじゃない」「嘘がつけない」などと頑なだった。

   安藤さんは、ひまわりちゃんの父親の名前を公表しない姿勢を守り続けている。こういった点も世論は「頑な」だと受け止めている可能性は否定できない。

1 2
姉妹サイト