作曲家の新垣隆さん(44)が、年末特番に次々出演している。2014年12月31日には2つの「裏番組」にも出演するなど大人気だ。
ピアノ演奏などの本業だけでなく、芸人顔負けの「体当たり」も見せている。
たけし原案の「交響曲」を作曲
新垣さんの起用は、「ギャグ」としての扱いが多い。12月26日の「ビートたけしのアナ雪のおかげでオレの映画が遅れちゃったぞTV」(TBS)には「元ゴーストライター」の肩書きで生出演。ビートたけしさん(67)の地元、東京都足立区内の地図を「原案」にした「交響曲ADACHIKU(足立区)」の作曲を依頼され、ピアノ演奏を披露した。
30日には「耀く!日本レコード大賞」(TBS系)にも出演している。作曲賞を受賞した「ゴールデンボンバー」が「ローラの傷だらけ」を演奏中、ギターを弾きながらサプライズ登場。演奏終了後には、両手を耳に当てながらキョロキョロするポーズも見せ、会場は大いにわいた。
出演は、本業の音楽活動だけではなかった。12月31日には、人気年越し番組「絶対に笑ってはいけない大脱獄24時」(日本テレビ系)で、芸人顔負けの体当たりにも挑んだ。服の中に「巨大風船セット」を仕込み、マツコ・デラックスさん(42)が空気を注入する。風船は徐々に膨張し、ついには破裂。しかし新垣さんは、ノーリアクションを貫いた。大きいサイズのクワガタ「ヒラタクワガタ」に鼻をはさまれるシーンも淡々とこなし、出演者の笑いを誘った。