紅白・楽屋ロビー取材に異変 記者クラブ加盟社以外は締め出し?

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   NHK紅白歌合戦恒例の楽屋ロビーからの中継が、2014年は様変わりすることになりそうだ。例年は殺風景だった壁には紅白のロゴ入りパネルと出演者の写真入りの応援ポスターが設置され、これまで記者が取材していたスペースには8K(スーパーハイビジョン)テレビが鎮座している。

   「演出の都合上、スペースが取れない」として取材できる記者の数が大幅に減った。

   床にはレッドカーペットに似せたのか、赤いプラスチックのシートのようなものが敷かれ、舞台まで続いている。過去には大物サプライズゲストが楽屋ロビーを通過してステージに直行したこともあり、「演出」の内容に注目が集まりそうだ。

リハーサル2日前に「取材できない」と連絡

楽屋ロビー中継は客席にも映し出される。吉高由里子さんが物まねをしている
楽屋ロビー中継は客席にも映し出される。吉高由里子さんが物まねをしている

   楽屋ロビーでは「珍事」が発生することもしばしばだ。例えば13年の紅白では、報道陣の目の前でふなっしーとくまモンが乱闘を繰り広げ、中継終了後、ふなっしーが関ジャニ∞のメンバーから「ルールの中で暴れろ!くまモンはルール守ってるだろ!」などと叱責されていた。

   例年であれば1社あたり記者2人が本番で楽屋ロビーの取材ができる。14年は、12月24日正午が取材申し込みの締め切りだった。ところが、NHK側は27日から28日にかけて、記者の携帯電話に対して、取材が難しくなったことを連絡してきた。取材できるのは、記者クラブ加盟社などごく一部に限られるようだ。

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