宮崎に続き山口でも「鳥インフルエンザ」確認 今冬国内3例目

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   山口県は2014年12月30日、長門市日置中(へきなか)の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザウイルス「H5型」を検出したと発表した。

   日置中の農場で飼育されていた肉用種鶏が28日に4羽、29日に17羽死亡し、家畜保健衛生所による簡易検査と遺伝子検査の結果、5羽から高病原性のウイルスが確認された。県は30日、長門市の養鶏場の鶏約3万7000羽の殺処分に着手する。また、半径3キロ圏内を「移動制限区域」、3~10キロ圏内を「搬出制限区域」に設定し、鶏や卵の持ち出しを制限した。

   また、宮崎県も29日、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5型)への感染が確認された宮崎市高岡町の養鶏場で約4万2000羽を殺処分した。

   今冬の養鶏場での感染確認は宮崎県延岡市、宮崎市に続き国内3例目となる。

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